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会員通信

新規会員の株式会社九州エフ・シー・シー様をご紹介します!

  • 株式会社九州エフ・シー・シー 本社工場(宇城市)

    株式会社九州エフ・シー・シー 本社工場(宇城市)

  • 二輪用クラッチ

    二輪用クラッチ

  • 本社ロビーにてバイク好きの社員の皆様と

    本社ロビーにてバイク好きの社員の皆様と

 
 

2021年度新規会員の株式会社九州エフ・シー・シー様を訪問しました。

  • 会社名 株式会社九州エフ・シー・シー
  • 所在地 熊本県宇城市松橋町浦川内74-1
  • 電話番号 0964-32-2323
  • 従業員数 142名
  • 事業内容 二輪車、四輪車用クラッチ製造
  • 会社HP https://kyushu.fcc-net.co.jp/

 株式会社九州エフ・シー・シー様は、二輪車用クラッチ世界トップシェアを誇るクラッチメーカーです。
 摩擦材の開発から生産、組立に至るまでの一貫生産体制を強みに、アジアビジネスのサポートと優れた技術や人材の発信拠点として、進化を続けてこられました。
 国内二輪車生産、約55万台のうち、97.8%はエフ・シー・シーグループのクラッチ部品が使われています。そのうち株式会社九州エフ・シー・シー様では29%の約16万台(約3台に1台)生産されています。また、クラッチの肝となるクラッチディスクを年間約480万枚製造されており、海外二輪車や国内四輪車へも多数使用されています。 

【主な事業内容(創業など)】

 1982年、当初は九州不二化学工業株式会社として創業され、1984年に現 九州エフ・シー・シーへと社名を変更されました。エフ・シー・シーの由来はそれまでの社名の英語表記Fuji Chemical Co.,Ltdの頭文字を取っているそうです。
 創業当初は二輪車クラッチを製造・販売していましたが、時代の流れや顧客の変化により今では四輪向けのクラッチ等も製造するようになりました。今後はクラッチに捉われず、新領域事業の展開を図り、様々なことにもチャレンジしていかれるそうです。 

【主力製品の紹介】 

 株式会社九州エフ・シー・シー様の主力となるのは二輪車用クラッチASSYです。本社ではクラッチに使われる摩擦材からアッセンブリーまで研究開発し、摩擦材の組み合わせや製品形状で顧客のご要望にあった特性や形・大きさを創り出すことが可能とのことです。
 また、アルミ鋳造部品を使ったアシスト&スリッパ―クラッチは独自に開発した製品で、アルミカム構造により、今までのクラッチをより小さくすることが可能で材料コストダウンとなり、更にクラッチ操作性が改善する(レバーが軽くなる)利点があるそうです。

【FCCの魅力】

 FCCグループは、二輪クラッチ世界シェア№1であり、世界中のお客様から高い技術力等に高い評価を得ています。また、日本で唯一、摩擦材の開発から設計、量産まで一貫した生産体制を備えており顧客のニーズに素早く対応することが可能とのことです。
 現在は既存のクラッチ事業だけでは無く、EV製品やSDGsに配慮した新領域事業にも力を入れており、これからも、さらに広範囲に視野を向け、高い専門性と技術力を持つ株式会社九州エフ・シー・シー様の強みを発揮できるステージを構築するためのリサーチ、そして研究と開発を続けていかれます。

【今後の採用】

 株式会社九州エフ・シー・シー様は、離職率は過去3年間で0.7%、平均勤続年数22年、育休取得率100%と社員が働きやすい職場環境の整備や人材育成に取り組んでこられました。操業40年を迎え、今後は定年退職者が多くなるため、大卒、高卒の定期採用を積極的に行っていかれる予定です。
 最新の採用情報については、以下、ホームページをご覧ください。
 https://kyushu.fcc-net.co.jp/requirement/

会員の皆様へ伝えたいこと

 今回は、代表取締役社長の新谷様にもご同席いただき、会員の皆様へのメッセージをいただきました。

 「昭和57年の設立以来、クラッチメーカーとして独創的なアイデアと技術力で進化を続けてまいりました。今日、私たちを取り巻く事業環境は大きく変化しており、それに適応していく力が求められています。その様な中、これまで培ってきた技術力を強みにクラッチ事業の更なる可能性を追究し続けていくのと同時に、新たな価値を生み出すべく、自動車業界に限らず、これからもモノづくりへのチャレンジを続けてまいります。新たなビジネスマッチングの機会もいただければと考えていますので、お気軽にご連絡ください。今後ともよろしくお願いいたします。」とおっしゃっていました。

【先輩社員(入社17年目:男性)インタビュー】

3.先輩社員(甲斐).JPG

Q.どこの部署でどのような仕事をしていますか
 現在は営業課に所属しており、主に顧客向けの受注管理や部品の御見積を担当しています。近年では新規取引先を開拓する為、自社の技術PRをして拡販活動をしています。入社当初はプレス区で製造しており、その後技術課へ配属になりましたが、営業活動をする上で今までの技術や知識が役立っていると感じています。

Q.入社の動機を教えてください。
 就職活動をしていたところ、給与面や福利厚生の条件が合致したこともあり応募しました。最初は正直条件だけの会社でしたが、入社して自社を知る事でバイクや車が好きになり、今では部品名で車両がわかるまでになりました。
 また、本社研究所へ出向し、研究開発していく中でエフ・シー・シーを好きになったことも、働いている理由のひとつです。

Q.後輩に伝えたいことはありますか
 エフ・シー・シーはクラッチだけではなく、それらを構成するコア技術も多く保有しています。今まで機能部品で培ったノウハウやコア技術で今後のEV製品や新領域事業への活用も期待されます。
 また、FIM 世界耐久選手権などのオートバイレース活動も活発で、常に優勝争いしており今後も目が離せません。皆様からもご声援を頂ければと思います。

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    株式会社九州エフ・シー・シー 代表取締役社長 新谷 元 様 

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    地元自治体や学校へ寄贈するなど地域貢献にも積極的に取り組まれています!!

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    SDGsの一環として、毎年6月と10月に会社周辺道路のゴミ拾いなど、清掃活動を継続的に行っています。

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