平成２４年２月２日（木）、３日（金）の両日、福岡県北九州市・佐賀県鳥栖市にて視察研修を行いました。 
この研修会は、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証」を行う４地域の一つに選定された北九州市などを視察することにより、産学官連携の未来社会づくりに向けた推進体制等について学ぶことを目的として開催しました。
今年度は、企業会員１３名、市町村会員１７名、特別会員１名の合計３１名の参加がありました。

 
【１日目】 
①「北九州スマートコミュニティ創造事業」について学ぶ

北九州市環境局　環境未来都市推進室　柴田スマートコミュニティ担当課長より「北九州スマートコミュニティ創造事業」の概要を説明いただきました。
電力などのエネルギーを中心とした八幡東区東田地区での実証実験は、今後、各地域で必要な取り組みになると感じました。

②「（財）九州ヒューマンメディア創造センター、北九州水素ステーション」見学

引き続き、柴田課長に九州ヒューマンメディア創造センターと、北九州水素ステーションをご案内いただきました 。

水素を利用した燃料電池車（FCV）は究極のエコカーともいわれていますので、早く量産化できることを期待したいです。

【２日目】
「産業技術総合研究所（産総研）九州センター」見学

 ２日目は、佐賀県鳥栖市にある産業技術総合研究所を訪問し、３グループに分かれて、「半導体生産ラインの課題解決」、「量産用燃焼圧センサーの開発」、「太陽電池モジュール長期屋外暴露評価」について、各研究員の方から説明を受けました。最先端の研究に触れることができ、非常に興味深い内容でした。